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AWS/Salesforceを中心に様々な情報を配信していきます(/・ω・)/

Mashmatrixのシートを共有する方法

こんにちは、ロジカル・アーツの中村です。

初めてブログを投稿するということで少し緊張しています。 初めてのこととなるとやはり緊張しますよね。

今回は「Mashmatrix」についての解説になります。 「Mashmatrix」はExcelライクにSalesforceのデータを操作できるSalesforceの「appexchange」になります。 Excelと同様にシートが存在するのですが、「Mashmatrix」シートの共有方法には3種類あり、 それぞれの違いについて調べましたので、作成したシートを共有する方法について解説します。

Mashmatrixの公式HPへのリンクも以下に記載致しますので、よろしければご覧ください。

www.mashmatrix.co.jp

共有方法について

共有先の種類について

Mashmatrixのシートの共有には3種類の共有先があります。

  1. 自分のみ - ブックの所有者のみがアクセス可能
  2. 組織全体 - すべての組織内ユーザがアクセス可能
  3. すべての内部ユーザ

MashMatrix共有先

各共有先の設定について

各共有先の公開範囲は以下になっています。

1.自分のみ- ブックの所有者のみがアクセス可能
こちらはブックの所有者のみが閲覧できるようになり、所有者以外のユーザは閲覧ができません。

2.組織全体 - すべての組織内ユーザがアクセス可能
こちらはMashmatrixへのアクセス権限を持つユーザであれば所有者以外のユーザでも閲覧が可能です。

3.すべての内部ユーザ
こちらはSalesforce上で作成されている「公開グループ」または「ロール」を指定して共有先フォルダで指定されている方々であれば可能です。

2. 共有先の設定について

共有先が「自分のみ」と「組織全体」は選択するのみで共有先フォルダを変更できるので、 本記事では内部ユーザの設定手順をご説明します。

①Mashmatrix画面、右上の共有先から「共有先フォルダを変更」を選択してください。

②次に「すべての内部ユーザ」の右側に表示される▼のプルダウンを押下し、「編集」 を選択してください。

③「編集」を選択しましたら、「フォルダ名」、「共有可能なグループ/ロールの一覧」が表示されます。 「フォルダ名」は任意の名前をお付けください。 「共有可能なグループ/ロールの一覧」には Salesforceに作成されている「公開グループ」もしくは「ロール」が表示されますので、 その一覧の中から公開したい「グループ」もしくは「ロール」を選択してください。 選択が終了しましたら、「適用」を選択してください。

④編集が終わりましたら、編集した内部ユーザの共有先フォルダのチェックボックスにチェックをして頂き、 「適用」を押して頂ければ完了致します。

3.終わりに

本記事はMashmatrixの共有先について解説致しました。 Mashmatrixのブックを公開する範囲を限定したい方の参考になれば幸いです。  

【Account Engagement】セミナー告知等に便利なスニペット機能の使用方法

こんにちは、ロジカル・アーツの西田です。
メールでセミナー告知等を発信する場合、コンテンツを再利用できたら便利ですよね。
今回は、そのような場面で活用できる便利なスニペット機能についてご紹介します。

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Summer'23 リリースにて、ベータ版リリースされた「関連リストでの一括クイックアクション」を実装してみました。

ロジカル・アーツの輪島です。
さて、Summer'23の新機能がリリースましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
早いものですが、前回、私が執筆してからあっという間1年経過して、バージョンがSummer'23となってしまいました。
今回は久しぶりのブログ記事という訳で内容を仕切り直して、Summer '23リリース内容について、ご紹介したいと思います。

Summer'23

この記事では、Summer'23 リリース関連コンテンツの紹介、リリースされた内容から1件、関連リストからの一括クイックアクションを使用して、関連レコードの値を一括更新する機能についてご紹介したいと思います。

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AWS FISを使用してEBSに疑似障害を発生させる

こんにちは。ロジカル・アーツの村下です。本記事ではAWS FISを使用したEBSへの停止処理を行い、疑似的にエラーを発生させる一連の流れを実践していきます。本記事ではFISの実験テンプレートの作成手順を解説します。(EC2の作成手順は省略します。)構成イメージは以下のようになります。

AWS FISとは?

AWSのリソースに対して障害を意図的に発生させるマネージドサービスです。システムに障害を挿入するテストケースを実践することができます。

例えばEC2インスタンスのCPUやメモリに対して負荷を与えることや、RDSのDBクラスターをフェイルオーバーすることができます。

  • AWS FISとは?
  • EC2の制約事項について
  • 実験テンプレート作成
    • アクション
    • ターゲット
  • 実験開始
  • ボリューム停止の確認
  • EBSの停止処理もう一つの方法
  • おわりに
  • 参考文献
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【Account Engagement】フォームに郵便番号検索機能を付ける

こんにちは、ロジカル・アーツの西田です。
フォームに住所を入力していただく機会はよくあると思います。 より使いやすいフォームにするため、郵便番号検索機能があるといいと思いますが、プログラムで機能追加をする必要があります。
今回はAccount Engagementフォームに郵便番号検索機能を付ける方法をご紹介させていただきます。

  • Account Engagementフォームとは
  • Account Engagementフォームと郵便番号検索機について
  • 郵便番号検索機能の追加方法
    • 検索ボタンの作成
    • 検索機能の追加
  • 設定後の挙動
  • 終わりに
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Account Engagement:記念日メールの自動送信

こんにちは、ロジカル・アーツの西田です。
今回はAccount Engagementで毎年特定の日にメールを自動送信する方法をご紹介します。

  • Salesforceでの作業
    • 生年月日項目から月日を見て当日Trueになる数式項目を作成
    • スケジュールトリガーで項目がTrueの場合今日の日付を返す
      • フローの開始条件を設定
      • 要素を追加
  • Account Engagementでの作業
    • 作成した日付項目をAccount Engagementに同期
    • オートメーションルールを作成
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IoT SiteWise で取り込んだデータにアラームを作成する

こんにちは、ロジカル・アーツの井川です。

SiteWise では取り込んだ機器データに対してしきい値を設定し、しきい値に達したときにアラートを通知することができます。この記事では産業機器に見立てた EC2 インスタンスから取り込んでいる CPU 使用率が 90%を超えたときにアラーム状態と見なすことにします。

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