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Einstein AnalyticsとAWS RDS MySQLをデータ連携してみた

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こんにちは、ロジカルアーツの井川です

Salesforce社のBIツール、Einstein Analyticsのデータセットに外部データを連携できるということなので、AWSSalesforce両チームで協力して、AWS RDS MySQLと接続してみました。

それでは早速いってみましょう。

※データセットはEinstein Analyticsで取り扱うデータの塊

Einstein Analytics側

まずはEinstein Analyticsの設定から行います。

①権限セットをユーザに割り当てる

Analytics リモート接続の追加またAnalytics データフローの編集の権限がチェックされている権限セットを割り当てます。 f:id:logicalarts:20190821162316p:plain

②データ同期を有効化する

設定→機能設定→分析→Analytics→設定のデータ同期と接続を有効化にチェックします。 f:id:logicalarts:20190821162432p:plain

③リモート接続を作成する

Analytics Studioの歯車アイコン→データマネージャ→接続→データに接続→リモート接続を追加を押下します。 f:id:logicalarts:20190821162622p:plain

Amazon RDS MySQLコネクタを選択します。 f:id:logicalarts:20190821162752p:plain

AWS

ここで画面を切り替えてAWS RDSの設定画面から、必要な情報を取ってきます。 f:id:logicalarts:20190821173613p:plain この画面からはエンドポイントとポート、ユーザー名・パスワードが必要となります。

Einstein Analytics側

ではEinstein Analyticsの設定画面に画面を切り替えて、リモート接続を設定していきましょう!

項目名 内容 
接続名 任意の接続名を入力
API参照名 任意の接続名を入力
説明 任意の説明を入力
Datebase データベース名を入力
JDBC Connection URL エンドポイント:ポートを入力
(例)database-1.xxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com:3306
Username RDSで設定したユーザー名を入力
Password RDSで設定したパスワードを入力

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保存&テストを押下します。

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続行を押下します。

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接続ソース(今回はtest)を選択します。

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同期するオブジェクト(MySQLのテーブル)を選択して、続行を押下します。 ※まだ接続されていないので無効になっています。

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Einstein Analyticsに取り込む項目を選択して、続行を押下します。

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保存を押下します。

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接続が確立されます。

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Salesforceから接続したデータと同様に、接続済みデータに登録されています。 これでデータセットとして扱えます。

おわりに

今回はRDSのみの検証となりましたが、AWSのリソースだと他にもAuroraやRedshift、S3、EC2などにも接続できるようです。 参考になれば幸いです。

以上です。

Analytics コネクタを使用したローカルおよび外部データの同期

リモート接続の作成