こんにちは、ロジカルアーツの井川です
Salesforce社のBIツール、Einstein Analyticsのデータセットに外部データを連携できるということなので、AWS・Salesforce両チームで協力して、AWS RDS MySQLと接続してみました。
それでは早速いってみましょう。
※データセットはEinstein Analyticsで取り扱うデータの塊
Einstein Analytics側
まずはEinstein Analyticsの設定から行います。
①権限セットをユーザに割り当てる
Analytics リモート接続の追加またはAnalytics データフローの編集の権限がチェックされている権限セットを割り当てます。
②データ同期を有効化する
設定→機能設定→分析→Analytics→設定のデータ同期と接続を有効化にチェックします。
③リモート接続を作成する
Analytics Studioの歯車アイコン→データマネージャ→接続→データに接続→リモート接続を追加を押下します。
AWS側
ここで画面を切り替えてAWS RDSの設定画面から、必要な情報を取ってきます。 この画面からはエンドポイントとポート、ユーザー名・パスワードが必要となります。
Einstein Analytics側
ではEinstein Analyticsの設定画面に画面を切り替えて、リモート接続を設定していきましょう!
項目名 | 内容 |
---|---|
接続名 | 任意の接続名を入力 |
API参照名 | 任意の接続名を入力 |
説明 | 任意の説明を入力 |
Datebase | データベース名を入力 |
JDBC Connection URL | エンドポイント:ポートを入力 |
(例)database-1.xxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com:3306 | |
Username | RDSで設定したユーザー名を入力 |
Password | RDSで設定したパスワードを入力 |
保存&テストを押下します。
続行を押下します。
接続ソース(今回はtest)を選択します。
同期するオブジェクト(MySQLのテーブル)を選択して、続行を押下します。 ※まだ接続されていないので無効になっています。
Einstein Analyticsに取り込む項目を選択して、続行を押下します。
保存を押下します。
接続が確立されます。
Salesforceから接続したデータと同様に、接続済みデータに登録されています。 これでデータセットとして扱えます。
おわりに
今回はRDSのみの検証となりましたが、AWSのリソースだと他にもAuroraやRedshift、S3、EC2などにも接続できるようです。 参考になれば幸いです。
以上です。