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Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格 - ビジネスロジックとプロセスの自動化(2)

日頃よりお世話になっております。

ロジカル・アーツ株式会社のSE 輪島 幸治です。

Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の受験ガイドに準拠した記事です。 学習ガイドにある[ビジネスロジックとプロセスの自動化]の範囲について作成させて頂きました。*1

資格一覧 - セールスフォース・ドットコム

フラッシュカードのような問題対策のコンテンツではありませんが、試験受験前に機能全体を見直す際に参考にしてみて下さい。

資格対策コンテンツは、問題数が多いため説明文の記載が不足するかもしれませんが、画像をみて内容を補完下さい。

こちらの記事はUdemyのSalesforceの資格学習コンテンツを参考にさせて頂いております。*2

www.udemy.com

Udemy - Wikipedia

プロセスビルダーのアクションでChatterに投稿することができる。

ルール時のアクションにあるアクション種別、投稿先を指定することで、プロセスビルダーのアクションでChatterに投稿することができる。

1.アクション種別にChatterに投稿を設定したプロセスビルダーを作成します。

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図1

2.アクション名にChatterGroupActionを設定して、投稿先にChatterグループ、グループに投稿したいChatterグループ、メッセージに投稿したいChatterメッセージを登録します。

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図2

3.ルール実行条件、ルール適用時のアクションを設定したら、プロセスビルダーを保存します。

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図3

4.取引先レコードを作成します。

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図4

5.取引先レコードが作成されると、設定したChatterグループにレコード作成した自動投稿がされていることを確認します。

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図5

数式は、ソース項目が変更された時に自動的に更新される。

数式項目は、参照しているソース項目の値を変更すると、自動的に数式で出力される値も変更される。

1.数式項目で、レコード所有者の言語設定を出力させる項目を作成します。

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図6

2.レコード所有者の言語設定が日本語の場合は、数式項目の出力ではjaと表示されます。

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図7

3.レコード所有者の言語設定を英語にした場合は、数式項目の出力がen_USと表示されていることを確認します。

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図8

画面フローでガイドテキストが使用できる。

1.Flow Builderで画面フローを作成する際に、ガイドテキストとして、表示テキストを使用したテキストを作成します。

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図9

2.フローを表示した際に、作成したガイドテキストが表示されていることを確認します。

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図10

Flow Builderでは、ツールボックスの要素をドラッグ&ドロップすることで、コンポーネントを追加できる。

1.Flow Builderを起動させて、画面左側のツールボックスにある画面コンポーネントを確認します。

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図11

2.画面コンポーネントドラッグ&ドロップで、右側のフロー作成画面に移動させます。

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図12

3.コンポーネントをドロップすると、新規画面作成が表示されるため、画面を作成します。

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図13

4.フローの作成画面にコンポーネントが配置されたことを確認します。

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図14

Flow Builderのビルディングブロックは、要素、コネクタ、リソースの3つである。

(1)要素

Flow Builderで、要素はフロー作成のために配置されているツールボックスコンポーネントです。

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図15

要素をクリックすることで、コンポーネントの編集画面が表示されます。

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図16

(2)コネクタ

コネクタは、要素から要素への流れを作成する矢印です。

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図17

ドラッグ&ドロップすることで、要素間の流れを定義することができます。

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図18

(3)リソース

リソースは、レコード変数などフロー処理で使用するツールボックスコンポーネントです。

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図19

画面にドラッグ&ドロップすることで、変数、定数、数式、テキストテンプレート、選択肢、レコード選択肢セット、選択リストの選択肢セット、フェーズなどをフローに配置することができます。

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図20

Flow Builderのコネクタは、要素間の実行順序を表すためのパスである。

コネクタは、フローの要素同士をつなげて、要素間の流れを定義することができます。

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図21

ワークフロールールでは、レコードの削除はできない。

プロセスの自動化処理で使用できるワークフロールールは、新規Todo新規メールアラート新規項目自動更新新規アウトバウンドメッセージ既存アクションの選択は行えるが、レコードの削除はできない。

(1)ルール適用時のアクションの場合

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図23

(2)時間ベースのアクションの場合

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図24

数式フィールドを使用すると主従関係にある親レコードの値を子レコード側で表示することができる。

1.子オブジェクト側でカスタム項目として、主従関係項目の親側のオブジェクトの項目値を参照する数式項目を作成します。

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図25

2.子オブジェクト側のカスタム項目として、カスタム項目、主従関係項目が設定されていることを確認します。

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図26

3.オブジェクトのレコード作成画面で主従関係項目に親レコードを設定します。

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図27

4.主従関係項目で設定した親レコード側の値が、作成した数式項目の値として表示されていることを確認します。

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図28

ワークフロールールの項目自動更新で値を更新する場合でも、入力規則が適用される。

ワークフロールール設定後、入力規則を設定した場合、項目自動更新が行われない場合がある。

(1)ワークフロールールによる項目自動更新

1.取引先レコードの説明項目を更新するワークフロールールを作成します。

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図29

2.ワークフロールールの項目自動更新にて、オブジェクトに取引先、更新する項目に取引先:説明、項目データの種別にロングテキストエリアが設定されていることを確認して、新規項目値として、説明に値を設定する数式を設定します。

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図30

3.ワークフロールールの開始条件に項目値を編集します。図31では、ワークフロールールの開始条件とした業種にEnergyを設定します。

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図31

4.業種にEnergyを設定することで、説明の値が更新されたことを確認します。

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図32

(2)ワークフロールールが設定されているオブジェクトに入力規則を設定

1.(1)でワークフロールールを設定した取引先オブジェクトに対して、入力規則を設定します。

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図33

2.再びワークフロールールの開始条件を設定します。

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図34

3.ワークフロールールが自動起動するタイミングで、エラーメッセージが表示され、説明項目が更新されないことを確認します。

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図35

数式項目を使用することで、関連オブジェクトの値をオブジェクトに表示できる。

1.数式で、TEXT(Owner.LanguageLocaleKey)と設定して、レコード所有者の言語設定の値を出力する数式項目を作成します。

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図36

2.レコード詳細画面で、レコード所有者の言語設定であるjaが出力されていることを確認します。

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図37

数式で'&'演算子を使用すると文字列を結合することができる。

1.数式で、TEXT(Owner.LanguageLocaleKey) & テキストと設定して、数式の出力結果にテキストという文字列を結合させます。

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図39

2.数式項目の出力結果がjaテキストとなっていることを確認します。

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図40

プロセスビルダーでは、レコードの作成、更新はできるが削除はできない。

プロセスビルダーのアクション種別がApexChatterに投稿Quipカスタム通知を送信クイックアクションフロープロセスメールアラートレコードを更新レコードを作成承認申請であることを確認して、レコードの削除がアクション種別に含まれていないことを確認します。

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図41

入力規則は、有効にチェックが入っていないと項目値の検証ができない。

入力規則の作成時の項目に有効というチェックボックスがあることを確認します。

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図42

プロセスビルダーでは、値を更新するレコードをプロセスを開始したレコードか、関連するレコードのいずれかから選択できる。

1.プロセスビルダーのアクション種別にレコードを更新を設定します。

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図43

2.更新するレコードを選択にて、プロファイルを開始したAccountレコードを選択Accountに関連するレコードを選択を選択できることを確認します。

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図44

ワークフロー、Flow Builder、プロセスビルダーの中では、ワークフローはApexコードを呼び出すことができない。

(1)ワークフロー

ワークフローのワークフローアクションが、新規ToDo新規メールアラート新規項目自動更新新規アウトバウンドメッセージ既存アクションの選択であることを確認して、Apexコードを呼び出すアクションがないことを確認します。

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図45

(2)Flow Builder

Flow Builderの新規アクションにて、Apexコードをが指定できることを確認します。

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図46

(3)プロセスビルダー

プロセスビルダーのアクション種別にて、Apexという種別が選択できることを確認します。

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図47

組織の作成時にオブジェクトに割り当てられるレコードタイプをマスタレコードタイプと言う。

1.オブジェクトのレコードタイプの設定で、2種類のレコードタイプが設定されていることを確認して、[ページレイアウトの割り当て]を押下します。

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図48

2.ページレイアウトの割り当て画面では、レコードタイプに設定されていない‘マスタ‘というレコードタイプがあることを確認します。

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図49

3.プロファイルのレコードタイプの設定セクションにある編集リンクから、レコードタイプの設定を編集して、使用可能なレコードタイプ、選択済みのレコードタイプの設定画面にも--マスタ--が設定できることを確認します。

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図50

ワークフローで、条件判定の数式にtrueを入力することで、ワークフローを常に実行することができる。

1.ワークフローのルール条件にて、数式の評価がtrueになるを選択して、数式にtrueを設定します。

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図51

2.レコード詳細画面を表示します。

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図52

3.業種にEnergyを設定します。

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図53

4.ワークフロールールが動作して、説明に10000という値が設定されたことを確認します。

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図54

以上です。

Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の受験頑張って下さい。

よろしくお願いいたします。

注意

この記事は、著者が技術調査した結果を、ロジカル・アーツ株式会社のブログにて記事化したものです。

記載されている会社名、商品名などは一般に各社の商標または登録商標です。なお、本文中には、™、®を明記しておりません。

成長が著しい業界であることから、機能更新も早くご紹介したドキュメントの内容などは、予告なく変更される場合もあります。

お気付きの点がありましたらSalesforceに関する内容については弊社、 関連アプリケーションについては、提供元ベンダーやベンダーのパートナー様にお問い合わせ下さい。

よろしくお願いいたします。

*1:資格試験コンテンツですが、私が画面スクリーンショットを取得したり 、補足説明を記載させて頂いているのですが、弊社、技術部のエンジニアチーム協力のもと作成をさせて頂いております。

*2:参考にさせて頂いたのは、Udemy講師のAdrián Rubio Martinezさんが提供しているSalesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の試験対策集です。 www.udemy.com

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