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AWS/Salesforceを中心に様々な情報を配信していきます(/・ω・)/

線形回帰超入門

こんにちは,ロジカル・アーツの笹原です.

会社から業務時間の一部を頂いて機械学習の勉強をしています.

機械学習は今年度から勉強を始めたのですが,学ぶことが多くてなかなか大変です.学習アルゴリズム一つとっても膨大な種類がありますし,そのアルゴリズムをどういった方法で実装するかを勉強していくのにも慣れないうちは時間がかかります.

何分私も初学者なので機械学習について説明できることは多くないのですが,自身の整理も兼ねて,ひとつ記事を書いてみようと思います.今回は,機械学習について学んでいく上でおそらく一番取っ付き易いであろう,線形回帰モデルをテーマにしました.

学習には,scikit-learn というライブラリに用意されているボストン市の住宅価格のデータセットを用います.住宅価格を予測する線形回帰モデルを決定することが今回の目標です.

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JMeterを使ってみた

こんにちは、ロジカル・アーツの井川です。

今回は負荷テストを行ってみました。

負荷テストとはシステムがどの程度のアクセスに耐えられるかを確認するためのテストです。
システムがどの程度のアクセスまでなら十分なパフォーマンスがだせるかを把握しておけば、事前に備えておくことができます。

システムに負荷を掛けるにはツールを使う方法が簡単です。
負荷テストツールはいくつか種類がありますが、その中でも最もポピュラーな「JMeter」というツールを使った方法をご紹介します。

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初めての AWS CDK 入門~ TypeScript 編~

こんにちは、ロジカル・アーツの井川です。

今日は、AWS CDK について紹介していきたいと思います。

AWS CDKとは?

The AWS Cloud Development Kit (略称: AWS CDK) は、CloudFormation を使ってプロビジョニングするためのオープンソースソフトウェア、開発フレームワークです。 AWS CDK を活用することで、AWSリソースをコードで操作することができ、まとめてデプロイすることが可能です。 Infrastructure as Code (IaC) という単語が浸透して数年は経っていると思いますが、YAMLJSONなどではなく、普段開発で使用している言語でプロビジョニング・デプロイが出来る為、これが浸透すれば開発者にとってインフラが本当に手軽なものになるのではないかと思います。

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【AWS入門】スケーラブルな構築をしてみよう(3)

こんにちは、ロジカル・アーツの井川です。

第三回記事です。ちょうど折り返しですね。今回はRDSインスタンスMySQL)を作成をして、EC2インスタンスを経由して接続してみたいと思います。各回のおおまかな流れは以下の通りでした。

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Salesforce World Tour Tokyo 2019 初参戦!

こんにちは、ロジカルアーツの町川です。

 現在Salesforceの導入/開発を担当しています。Salesforceは時間を掛けずにさっとシステムを構築できるのが本当に便利です。その分お客様のご要望を聞く時間に充てられるので、満足度の高いシステムを構築できるのがいいですね。一から全て作るスクラッチ開発経験者からすると最初は本当に衝撃でした。

 さて、このセールスフォース・ドットコム社が年に一度東京で開催している「Salesforce World Tour Tokyo(通称SWTT)」というイベントをご存じでしょうか。今回このイベントに初めて参加してきましたので、少し時間は経ってしまいましたが当日の様子をお届けしたいと思います。

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【AWS入門】スケーラブルな構築をしてみよう(2)

こんにちは、ロジカル・アーツの井川です。

第2回記事ですね。今回はEC2インスタンスAmazon Linux)を作成して、実際に接続してみたいと思います。なお、今回から構築する環境(EC2インスタンス等)はそのままにしておくと費用が発生します*1。できるだけ料金がかからないようにはしていますが、特に必要としない限りは構築した環境を削除するようお願いします(記事の最後の方に削除方法を載せてあります)。

各回の記事の大まかな内容は以下の通りでした。

*1:無料利用枠の範囲内であれば発生しません

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