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Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格 - データモデリングおよび管理(1)

日頃よりお世話になっております。

ロジカル・アーツ株式会社のSE 輪島 幸治です。

Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の受験ガイドに準拠した記事です。 学習ガイドにある[データモデリングおよび管理]の範囲について作成させて頂きました。*1

フラッシュカードのような問題対策のコンテンツではありませんが、試験受験前に機能全体を見直す際に参考にしてみて下さい。

資格対策コンテンツは、問題数が多いため説明文の記載が不足するかもしれませんが、画像をみて内容を補完下さい。

こちらの記事はUdemyのSalesforceの資格学習コンテンツを参考にさせて頂いております。*2

www.udemy.com

Udemy - Wikipedia

データモデルとは、データベーステーブルの構造をわかりやすくモデル化する方法である。

Salesforceでは、カスタムオブジェクトを作成することで、データモデルを作成することができ、データベーステーブルの構造をわかりやすくモデル化することができる。

図1はSalesforce Classicによるカスタムオブジェクトの作成画面であり、カスタムオブジェクト作成後に項目を追加することで、データモデルを作成できる。

trailhead.salesforce.com

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図1

カスタム項目の数式は、フィールドが読み取り専用であり、ページレイアウトから編集できない。

数式のカスタム項目は、計算の出力に基づいて値を出力する項目であり、読み取り専用の項目である。

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図2

数式項目の作成

カスタムオブジェクトは、レコード名、所有者、作成者、最終更新者が標準項目として含まれる。

カスタムオブジェクトには、次の6つの標準項目が自動的に含まれる。 CreatedById(作成者)、Currency、Division、LastModifiedById(最終更新者)、Name(レコード名)、OwnerId(所有者)

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図3

カスタムオブジェクトの標準項目

データインポートウィザードはインポート専用ツールである。

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図4

カスタム項目のテキストエリアは、最大255文字である。

テキストエリア項目は、最大 255 文字を入力して、複数行に表示できる。

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図5

データローダやインポートウィザードだけでなく、サードパーティーETLツールを使用しても、Salesforceとの連携が行える。

サードパーティーETLツールを使用することで、Salesforce外のデータソースから、Salesforceにデータを連携することができる。(画像はTalendによるOracle DatabaseとSalesforceの連携例)

www.talend.com

Talend Components

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図6

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図7

作成したオブジェクトにリレーションを定義することで、オブジェクト間の関係を定義することができる。(スキーマビルダーによる比較付き)

オブジェクトのリレーションには、主従関係、多対多、参照、外部参照、間接参照、階層がある。 Salesforceで作成したオブジェクトにリレーションを定義することで、オブジェクト間の関係を定義することができる。 オブジェクトのリレーションには、主従関係、多対多、参照、外部参照、間接参照、階層がある。

以下、主従関係オブジェクトの設定とスキーマビルダーによる設定の流れについて記載する。

主従関係オブジェクト

1.親オブジェクトを作成します。

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図8

2.リレーションを定義したい子オブジェクト側から、新規リレーションを作成して、主従関係に親オブジェクトを指定します。

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図9

3.子オブジェクト側の項目に親オブジェクトとの主従関係が定義されます。

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図10

スキーマビルダー - 主従関係 スキーマビルダーから確認すると、子オブジェクトと親オブジェクトに主従関係が定義されていることが確認できます。

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図11

以下、.参照関係、自分自身を参照する項目、取引先階層について、(1)から(3)までの設定と同様に 2つのオブジェクト間でリレーションを定義した場合におけるスキーマビルダーによる関係を示します。

スキーマビルダー - 参照関係

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図12

スキーマビルダー - 自分自身を参照する関係

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図13

スキーマビルダー - 取引先階層がある取引先

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図14

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図15

スキーマビルダーからは、外部参照項目の作成ができない。

図16のように外部オブジェクトを作成した場合、子の標準オブジェクト、カスタムオブジェクト、外部オブジェクトから、 作成した外部オブジェクトにリレーションを作成することができる。

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図16

一方で、図17のようにスキーマビルダーからリレーションを作成する場合、外部オブジェクトへのリレーションである外部参照項目の作成はできない。

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図17

2つのオブジェクト間に参照のみの関係を作る場合は、参照項目を作成する。

参照関係を作成することで、2つのオブジェクト間にリンクを作成することができる。

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図18

参照項目で参照する項目を絞り込むために、ルックアップ検索条件が使用できる。

ルックアップ検索条件を使用することで、ルックアップダイアログを使用する際の結果を制限することができる。

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図19

ルックアップ検索条件

スキーマビルダーから、オブジェクトの作成、カスタム項目の作成が行える。

スキーマビルダーの画面左のメニューを使用することで、スキーマビルダーからオブジェクトの作成、カスタム項目の作成が行える。

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図20

データエクスポート機能には、今すぐエクスポート、マンスリーエクスポート、ウィークリーエクスポート機能がある。

データエクスポート機能を使用することで、Salesforce上のレコードのバックアップを 7 日ごとに一度 (ウィークリーエクスポート) または 29 日ごとに一度 (マンスリーエクスポート) 手動で生成することができる。

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図21

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図22

スキーマビルダー、キャンバスアプリケーションは似ているUIだが、別機能である。

スキーマビルダーは、オブジェクト、項目、リレーションを視覚化して、編集を行うことができるできる機能である。

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図23

対して、Salesforce キャンバスアプリケーションは、Herokuと連携するアプリケーションである。 Herokuなどの外部システムの画面を埋め込んで Salesforce と共有することができる機能である。

trailhead.salesforce.com

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図24
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図25
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図26

以上です。

Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の受験頑張って下さい。

よろしくお願いいたします。

注意

この記事は、著者が技術調査した結果を、ロジカル・アーツ株式会社のブログにて記事化したものです。

記載されている会社名、商品名などは一般に各社の商標または登録商標です。なお、本文中には、™、®を明記しておりません。

成長が著しい業界であることから、機能更新も早くご紹介したドキュメントの内容などは、予告なく変更される場合もあります。

お気付きの点がありましたらSalesforceに関する内容については弊社、 関連アプリケーションについては、提供元ベンダーやベンダーのパートナー様にお問い合わせ下さい。

よろしくお願いいたします。

*1:資格試験コンテンツですが、私が画面スクリーンショットを取得したり、補足説明を記載させて頂いているのですが、弊社、技術部のエンジニアチーム協力のもと作成をさせて頂いております。

*2:参考にさせて頂いたのは、Udemy講師のAdrián Rubio Martinezさんが提供しているSalesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の試験対策集です。 www.udemy.com

www.udemy.com