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新入社員が社外salesforceの勉強会に参加してみた

こんにちは、ロジカルアーツの岡田です。

入社1年目のエンジニアとして、Salesforceチームで勉強、勉強、勉強の日々を送っています。
普段は個人で勉強していますが、先日、京都で開催されたSalesforce Developer Meetup#3の「はじめてのVisualforceとApex」に参加してきました! 私自身セミナー等の勉強会に参加するのはまだ数回程度ですが、参加しての感想、学習内容をまとめてみたいと思います。

勉強会の雰囲気

まず初めに講師の方から自己紹介がありました。笑いを交えて話してくださるのでアイスブレイク感があり、楽しく学べる雰囲気で勉強会がスタートされました。 学習はハンズオン形式で行われ、質問には講師1人、メンター2人が対応してくださる他、参加されている方とも話すことができるので、一人で悩むということはなく問題に取り組むことができました。

学習内容

勉強会の名前の通りVisualforceとApexの基礎を学ぶというものでした。 イベント概要にもあったのですが、各課題コピペ+少し変更を加えるという程度で、VFページでこの表示をさせたい時はこのApexクラスを使うのだと指示をもらい作業を進めていく感じです。 課題は全部で3題あり、これから学習したApexクラスについて説明していきたいと思います。

課題1、取引先詳細画面の表示

初めにpageコンポーネントタグ内でstanderdControllerクラスを使用します。今回は取引先の画面を表示するので、オブジェクトは”Account”を指定してあげます。 あとはその詳細画面を表示するという<apex:detail/>を使用するだけ。

<apex:page standardController="Account">
    <apex:detail />
</apex:page>

f:id:logicalarts:20191115144542p:plain この課題はとてもシンプルで、わからなくても調べればすぐにできるものですが、確認のためのプレビューに戸惑う人が多いように感じました。それについても講師、メンターの方々が丁寧に説明してくれたので難なくクリアできました。
時間が余った人はインライン編集を可能にする、Chatterフィードを表示させるという課題にも取り掛かり、個々のペースで学習を進められていいなと思いました。

課題2、PDFとして表示

上記と同様に取引先オブジェクトを指定してPDF出力のためrenderAs=”pdf”を付けてあげます。 その他にもapplyHtmlTag="false"showHeader="false"を付けてあげてくださいとのことでしたが、おまじないだと説明がありました。(笑)
これでPDF画面での出力ができるのですが日本語表記にしてあげたいので、styleタグの中で
body { font-family: Arial Unicode MS; } を追加してあげると、日本語対応してくれるようになりました。
作成したコードと画面がこちらです。⇓

<apex:page standardController="Account" renderAs="pdf" applyhtmltag="false" showheader="false">
    <head>
        <style>
            body { font-family: Arial Unicode MS; }
        </style>
    </head>
    <body>
        <h1>PDFでの日本語表示も簡単ですね!</h1>
    </body>
</apex:page>

f:id:logicalarts:20191115134833p:plain

後で調べたのですが、先ほど述べたおまじないとbody { font-family: Arial Unicode MS; }はセットで使うようです!

課題3、親取引先の項目を表示

<apex:outputText>タグを使って項目を表示します。今回は親取引先の電話番号という動的な項目の表示となるので、{!}を使いました。

<apex:page standardController="Account">
    <apex:outputText >{!Account.Parent.Phone}</apex:outputText>
</apex:page>

この課題もできた方からさらにレベルアップした課題が出され、残り時間少ないなか参加者全員で問題クリアを目指しました。

勉強会を振り返って

2時間の勉強会でしたが、充実した時間を過ごすことができました。 課題の内容についてはそれほど難しいものではありませんでしたが、忘れていることも多くあったので、復習が大事だなと改めて考えさせられました。

勉強会に参加するメリットとして、学習の時間を強制的に確保できる、講師にすぐ質問ができるなど、このようなことが最初に思い浮かぶかもしれませんが、周りが頑張って取り組む姿を見て自分も頑張ろうと意識させられるのも大きなメリットだと感じました。

エンジニアが無料で受けられる勉強会は全国で行われているので、都合がつく際はぜひ参加してみてはいかがでしょうか!