日頃よりお世話になっております。
ロジカル・アーツ株式会社のSE 輪島 幸治です。
Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の受験ガイドに準拠した記事です。 学習ガイドにある[データモデリングおよび管理]の範囲について作成させて頂きました。*1
フラッシュカードのような問題対策のコンテンツではありませんが、試験受験前に機能全体を見直す際に参考にしてみて下さい。
資格対策コンテンツは、問題数が多いため説明文の記載が不足するかもしれませんが、画像をみて内容を補完下さい。
こちらの記事はUdemyのSalesforceの資格学習コンテンツを参考にさせて頂いております。*2
- スキーマビルダーからは外部オブジェクトの参照、作成は出来ない。
- スキーマビルダーから、標準オブジェクト、カスタムオブジェクトの項目レベルセキュリティが設定できる。
- 一つのカスタムオブジェクトで2つの主従関係項目を作成すると、多対多の連結オブジェクトとなる。
- カスタム項目がShield Platform Encryptionを使用して、暗号化されている場合は、データ型を変換することはできない。
- 主従関係から変換できるデータ型は、参照関係である。
- ユーザオブジェクトのみ、カスタム項目に階層関係を作成することができる。
- レポートを出力したい場合は、レポートのエクスポートを使用することができる。
- スキーマビルダーには、新規オブジェクト、新規カスタム項目を設定できる[要素]タブとビルダーに表示する既存オブジェクトを選択する[オブジェクト]タブがある。
- 参照関係は、一つのカスタムオブジェクトが複数のカスタムオブジェクトから参照される一対多の関係を作ることができる。
- テキスト型と数値型の場合は、数値型の方が制限的なカスタム項目の使用方法となる。
- スキーマビルダーには、設定からアクセスすることができる。
- 主従関係の主側のオブジェクトの削除は、削除しようとするとエラーとなる。
- Trailheadで取り扱われているSalesforceにおける一般的なデータモデリングで必要な知識はオブジェクト、項目、リレーションである。
- 多対多のリレーションを持つ連結オブジェクトは、関係を持つ各オブジェクトとは主従関係のリレーションを持っている。
- 注意
スキーマビルダーからは外部オブジェクトの参照、作成は出来ない。
スキーマビルダーでは、表示するオブジェクトでに外部オブジェクトを選択することができない。また、外部オブジェクト作成も出来ない。
スキーマビルダーから、標準オブジェクト、カスタムオブジェクトの項目レベルセキュリティが設定できる。
スキーマビルダーにて、標準オブジェクト、カスタムオブジェクトを指定することで、項目レベルセキュリティの設定を変更することができる。
一つのカスタムオブジェクトで2つの主従関係項目を作成すると、多対多の連結オブジェクトとなる。
1.カスタムオブジェクトでカスタム項目として、2つの主従関係項目を作成して、連結オブジェクトを作成します。
2.2つの主従関係項目を持つ、連結オブジェクトをスキーマビルダーで、オブジェクトを表示すると多対多の関係が表示されます。
カスタム項目がShield Platform Encryptionを使用して、暗号化されている場合は、データ型を変換することはできない。
1.標準設定のカスタム項目は、作成後、編集の[データ型の変更]から、データ型の変更ができる。
2.カスタム項目にShield Platform Encryptionを使用して、暗号化した場合は、データ型を変更することが出来なくなる。
主従関係から変換できるデータ型は、参照関係である。
1.主従関係のカスタム項目で[データ型の変更]を押下します。
2.[データ型の変更]から変更できるデータ型が、参照関係しかないことを確認します。
ユーザオブジェクトのみ、カスタム項目に階層関係を作成することができる。
ユーザオブジェクトから、カスタム項目を作成した場合、階層関係というデータ型で、カスタム項目を作成することができる。
参考:カスタム項目のデータ型
階層関係
ユーザ間の階層の参照関係を作成します。参照項目を使用して、参照関係にない (直接、間接を問わず) ユーザ同士を関連付けることができます。たとえば、各ユーザの直属マネージャを格納するカスタム階層項目を作成できます。
レポートを出力したい場合は、レポートのエクスポートを使用することができる。
レポートの実行画面から、[詳細のエクスポート]を押下することで、レポートをExcel形式で出力することができる。
1.[詳細のエクスポート]を押下します。
2.[エクスポート]を押下します。
3.出力ファイルを確認して、出力されたファイルを確認します。
スキーマビルダーには、新規オブジェクト、新規カスタム項目を設定できる[要素]タブとビルダーに表示する既存オブジェクトを選択する[オブジェクト]タブがある。
スキーマビルダー画面左側の[要素]を押下すると、新規作成するオブジェクトや要素の項目一覧を表示することができる。項目を右側にドラッグ&ドロップすることで、新規作成が行える。
スキーマビルダー画面左側の[オブジェクト]を押下すると、スキーマビルダーに表示するオブジェクト一覧を表示することができる。各オブジェクトをチェックすることで、オブジェクトの関係性を表示できる。
参照関係は、一つのカスタムオブジェクトが複数のカスタムオブジェクトから参照される一対多の関係を作ることができる。
参照関係は、2つの異なるオブジェクトをリンクさせる項目である。
スキーマビルダーで参照関係を作成したオブジェクトを表示させると、一対多の関係が表示されていることがわかる。
テキスト型と数値型の場合は、数値型の方が制限的なカスタム項目の使用方法となる。
テキスト型項目は、文字列、数値の両方の値を入力できるカスタム項目であるのに対して、 数値型項目は、数値しか入力できないカスタム項目である。
スキーマビルダーには、設定からアクセスすることができる。
Salesforce Classicの場合は、[設定] > [ビルド] > [スキーマビルダー]からスキーマビルダーにアクセスすることができる。
Lightning Experienceの場合は、[設定] > [オブジェクトおよび項目] > [スキーマビルダー]からスキーマビルダーにアクセスすることができる。
主従関係の主側のオブジェクトの削除は、削除しようとするとエラーとなる。
1.設定メニューから、主従関係の主側のカスタムオブジェクトを削除します。
2."削除に関する問題"という画面が表示され、「{カスタムオブジェクト名}は、他のオブジェクトに関連しているため削除することはできません。」と表示される。
Trailheadで取り扱われているSalesforceにおける一般的なデータモデリングで必要な知識はオブジェクト、項目、リレーションである。
データモデリングのTrailheadのモジュールでは、データ構造をオブジェクト、項目、リレーションに分けて説明している。
多対多のリレーションを持つ連結オブジェクトは、関係を持つ各オブジェクトとは主従関係のリレーションを持っている。
スキーマビルダーに連結オブジェクトを表示させることで、多対多のリレーションが設定されていることが確認できる。
以上です。
Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の受験頑張って下さい。
よろしくお願いいたします。
注意
この記事は、著者が技術調査した結果を、ロジカル・アーツ株式会社のブログにて記事化したものです。
記載されている会社名、商品名などは一般に各社の商標または登録商標です。なお、本文中には、™、®を明記しておりません。
成長が著しい業界であることから、機能更新も早くご紹介したドキュメントの内容などは、予告なく変更される場合もあります。
お気付きの点がありましたらSalesforceに関する内容については弊社、 関連アプリケーションについては、提供元ベンダーやベンダーのパートナー様にお問い合わせ下さい。
よろしくお願いいたします。
*1:資格試験コンテンツですが、私が画面スクリーンショットを取得したり、補足説明を記載させて頂いているのですが、弊社、技術部のエンジニアチーム協力のもと作成をさせて頂いております。
*2:参考にさせて頂いたのは、Udemy講師のAdrián Rubio Martinezさんが提供しているSalesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー資格の試験対策集です。 www.udemy.com