こんにちは、ロジカル・アーツ 高良です。
レコードのデータを分類するために便利なレコードタイプですが、中にはプロファイルページにてレコードタイプを変更できないプロファイルがあります。
変更ができず使用中のプロファイルが残ってしまうため、レコードタイプの削除に困ったことはないでしょうか。
なお、レコードタイプが削除できない場合は、以下のような画面が表示されるかと思います。
そこで今回は、レコードタイプの削除方法について、対処法をご紹介させていただきます。
具体的な対処法
結論から申し上げますと対処法は以下となります。
・直接レコードタイプ変更用のページに遷移
・遷移後のページにてレコードタイプを変更
具体的には以下のURLを作成します。
[自身のSalesforce組織のURL]//setup/ui/profilerecordtypeedit.jsp?id=[プロファイルID]&tid=[オブジェクトID]&pn=[プロファイル名]
URLの作成方法
自身のSalesforce組織URLを取得
どのページでも大丈夫ですので、自身のSalesforce環境へログインします。
(例ではホーム画面へ遷移しております)
URLの「https://○○○○--○○○○.lightning.force.com」までをコピーして、メモに控えておきます。
対象のオブジェクトIDを取得
オブジェクトマネージャーページより、該当のオブジェクトページを開きます。
↓URLの「ObjectManager」と「Details」の間のIDをコピーして、メモに控えておきます。
↓対象が標準オブジェクトの場合はオブジェクト名をコピーして、メモに控えておきます。(例 取引先の場合は「Account」をコピー)
対象のプロファイルIDとプロファイル名を取得
プロファイルページより、レコードタイプを変更したいプロファイルを選択します。
「00e」から最後までのIDをコピーして、メモに控えておきます。
その際に、プロファイル名もコピーして、メモに控えておきます。
なお、「Chatter External User」のように半角スペースのあるプロファイルは、半角スペースを「+」に置き換えて
「Chatter+External+User」と修正してください。
レコードタイプの変更
上記を例としますと、URLが以下のようになります。
https://○○○--○○○.lightning.force.com//setup/ui/profilerecordtypeedit.jsp?id=00e2w000004HmPD&tid=Account&pn=Chatter+External+User
上記URLを開くと、以下キャプチャのようなレコードタイプ設定画面が開きます。
こちらで直接、削除予定のレコードタイプ(ブログ用レコードタイプ)を「使用可能なレコードタイプ」に移動させて、マスタやそれ以外のレコードタイプを、「選択済みのレコードタイプ」へ移動させて保存します。
保存後は、レコードタイプページより、削除予定のレコードタイプの有効化を外せば削除ができます。
最後に
今回はレコードタイプの削除方法についてご紹介しました。
皆様の参考になれば幸いでございます。