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【Account Engagement】セミナー告知等に便利なスニペット機能の使用方法

こんにちは、ロジカル・アーツの西田です。
メールでセミナー告知等を発信する場合、コンテンツを再利用できたら便利ですよね。
今回は、そのような場面で活用できる便利なスニペット機能についてご紹介します。

スニペット機能とは

スニペットはAccount Engagementの機能で、メールに挿入する再利用可能なコンテンツです。 スニペット機能を使用することで、定期的なセミナーやイベントをメールでお知らせする際に、Account Engagement上でメール編集をすることなく更新ができ、メール作成の効率アップを図ることができます。

事前設定

スニペット設定の前に、SalesforceとAccount Engagementキャンペーン設定を行います。

Account Engagementで接続済みキャンペーンを有効化

※2019年3月22日より後にAccount Engagementを購入した場合は、[接続されているキャンペーン] がデフォルトで部分的に有効になっていますので、下記にチェックが入っているか確認をしてください。

Account Engagement設定 > コネクター > Salesforceネクター右部の歯車マークをクリック > 設定を編集をクリック

キャンペーンタブに遷移し、「接続済みキャンペーンおよびEngagement Historyを有効化」「マスタレコードタイプ」にチェックを入れ、保存をクリック

キャンペーンタブ これで有効化設定ができます。

Salesforceキャンペーンの編集権限設定

今の状態では、Account Engagementキャンペーンのみが存在しており、紐づけするためのSalesforceキャンペーンは存在していないので、Salesforceキャンペーン作成のために権限を取得します。

設定のクリック検索でユーザを検索 > ユーザをクリック > 該当ユーザを選択 > 編集をクリック > 「マーケティングユーザ」にチェックを入れ、保存をクリック
マーケティングユーザにチェックを入れないとキャンペーン作成が出来ません。

マーケティングユーザ

Salesforceキャンペーン画面に「新規」が表示されるようになります。

Salesforceキャンペーンの作成

「新規」からキャンペーン名を入力(今回は例として「Snippet」と入力)し、有効化にチェックを入れて保存
種別はレポート・分析の出し分け等で使用する部分ですので初期設定時は適当で大丈夫かと思います(後で変更できます)

Salesforceキャンペーン作成

Account Engagementキャンペーン画面でSalesforceキャンペーンに同期されているか確認します。 AccountEngagementキャンペーン確認

キャンペーンの同期を有効化

該当キャンペーンを接続できたら、キャンペーンの同期を有効化します。

Account Engagement設定 > コネクター > Salesforceネクター右部の歯車マークをクリックし、設定を編集をクリック
キャンペーンタブに遷移し、チェックの入っていなかった項目をすべてチェックします。

キャンペーンの同期を有効化

キャンペーンの同期を有効化⇒プロスペクトをキャンペーンメンバーに登録する

Salesforceを使用してすべてのキャンペーンを管理⇒Salesforceキャンペーンを作成時、自動的にAccount Engagementキャンペーンを作成

Pardotキャンペーンタブに未接続キャンペーンを表示⇒同期後Account Engagement側から作成はできないが、同期前作成分で未接続のものを表示させるようにする

スニペット作成

キャンペーン設定が完了したらスニペットの作成を行います。
Account Engagement > コンテンツ > スニペット > 「新規」から作成

スニペット名、一意のAPI参照名入力、種別:Text、値に文言入力、説明を入力します。

スニペット新規作成

スニペットの割り当て

キャンペーン > 設定したいキャンペーンを選択 > 新規スニペットの割り当て

新規スニペットの割り当て

メールにスニペットを挿入

Account Engagementメール > メールテンプレートのキャンペーン > 先程割り当てた「Snippet」を選択

差し込み項目 > スニペット > セミナー告知を選択

差し込み項目

スニペットの変数タグが挿入されました。

スニペットプログラム反映

プレビュー画面でスニペットで設定した内容の確認ができます。

プレビュー画面

終わりに

スニペットを使用することで、定期配信しているメールの情報をスニペット設定で簡単に更新することができ、メールには同じ変数タグを挿入するだけで設定ができます。
再利用可能な便利なコンテンツですので是非ご活用ください。