こんにちは、ロジカル・アーツの西田です。
今回は、プロスペクトの属性に応じて、動的にコンテンツが可変するダイナミックコンテンツの設定方法をご紹介いたします。
ダイナミックコンテンツとは
プロスペクトの住所やスコアなどの基準となる項目を条件とし、メールやWebページで表示するコンテンツを顧客ごとに動的に切り替え表示できる便利な機能です。
条件に応じてコンテンツを出し分けることで、顧客の興味や行動のレベルにマッチした内容を提供できるため顧客エンゲージメントを高めることができます。
*使用可能エディション: Account Engagement Plus Edition、Advanced Edition、Premium Edition
スコアに応じてコンテンツを出し分ける
基準となるプロスペクトの条件項目を「スコア」とします。
・「スコア」が99以下→「コンテンツA」
・「スコア」が100以上→「コンテンツB」
をメール上で自動的に可変させる例をご紹介します。
ダイナミックコンテンツ作成方法
新規作成
[コンテンツ] > [ダイナミックコンテンツ] を押下。
[+ダイナミックコンテンツを追加] を押下。
コンテンツ名・バリエーション入力
コンテンツの名前を入力し、バリエーションを設定します。
※バリエーションは、最大25個まで設定可能
バリエーションは次の項目に基づきます:「スコア」を選択
バリエーションA:スコア 次の値より小さい 100(=スコアが99以下)
バリエーションB:スコア 次の値より大きい 99(=スコアが100以上)
鉛筆アイコンの「編集」を押下すると、コンテンツ作成、テキストや画像等の編集が可能です。 編集が完了したら保存します。
メールテンプレートへ適用
ダイナミックコンテンツを作成したら、メールテンプレートに適用させます。
[Account Engagement メール]> [テンプレート]> 任意のメールテンプレートを選択>「メールテンプレートを編集」から編集画面に入ります。
ダイナミックコンテンツを挿入したい箇所にカーソルを合わせ、雷マークを押下します。
ダイナミックコンテンツの選択画面が開きます。 先程設定したダイナミックコンテンツ名を選択し、プルダウンで選択すると実際の表示確認ができます。OKを押下します。
ダイナミックコンテンツの差し込み項目が反映されます。
プレビュー画面にて、実際のプロスペクトを選択し、ダイナミックコンテンツの表示確認を行います。プロスペクトのスコアに応じて、設定内容が反映されていることが確認できます。
おわりに
これまでプロスペクトの属性に応じて各々メール作成を行われていた方にとって、非常に便利な機能だと思います。
なお、ダイナミックコンテンツはHTMLのみサポートされています。テキストメールは動的に可変しないため、固定のテキストで作成してください。
今回はスコアを条件としましたが、カスタム項目を条件として、顧客の興味に沿ったコンテンツで出し分けも可能ですので是非ご活用ください。