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Salesforce認定Platformデベロッパー 試験の学習のポイント

こんにちは、ロジカル・アーツの寺村です。

入社して約2カ月間、Salesforceについて学習してきました。そして、この度2020年9月26日にSalesforce認定Platformデベロッパー試験を受験し、合格することができました。

今回は、Salesforce認定Platformデベロッパー試験の勉強方法を書きましたので、これから受験される方や受験を考えている方に読んでいただければ幸いです。

目次

はじめに

Platformデベロッパー試験とは

Salesforce 認定 Platform デベロッパー資格は、Lightning プラットフォームでのカスタムア プリケーション作成に関する知識、スキル、経験を持つ個人を対象とする資格試験です。 試験を受験する上での前提条件はありません。

試験内容

2020年9月現在の試験内容は以下の通りです。

内容:多肢選択/複数選択方式の60問

試験時間:105分

合格点:65%

前提条件:ありません。

私の予備知識

入社前の予備知識は、レンタルサーバーにWordPressをインストールしてWebサイトを作成した経験があり、多少インフラについての知識はありました。 また、Javaについては資格を取得をした際に学習したり、EclipseをインストールしてコーディングしてみたりしていたためJavaの基本的な知識がありました。

使用した教材

◯Trailhead

 ・trailmix「【Salesforce公式】Salesforce認定Platformデベロッパー 資格対策」

 ・モジュール「LightningWebコンポーネントの基本」

 ・モジュール「プラットフォームイベントの基礎」

 ※他にも理解が不十分だと感じた機能に関するモジュールやプロジェクトにいくつか取り組みました。(デベロッパー 資格取得時は74バッジ、59,025ポイントでした。)

◯webサンプル問題

 ・「Salesforceの一番星」100問

 ・「セーブポイントが見つからない」500問

◯ウェビナー

Salesforce開発者ガイド

 ・アノテーションやキーワード、ベストプラクティスなどについて読んで要点まとめをしました。

◯ウェブサイト

利用したウェビナー・ウェブサイト

◯Next Best Action

・ウェビナー動画「Einstein Next Best Action を試してみよう」

◯LightningWebコンポーネント

・ウェブサイト「APPIRIO」

・ウェビナー動画「Salesforce DXとLightning Web ComponentsでモダンSalesforceアプリ開発」

◯Sandbox

・ウェビナー動画「はじめてのSandbox 〜テスト環境作成から新機能プレビュー参加に向けたTips〜[SP]」

・ウェビナー動画「Salesforce エキスパートウェブセミナー:はじめてのSandbox〜Sandboxの使い分けと本番環境へのリリース〜」

◯フロー(ビジュアルフロー)

・ウェビナー動画「使ってみよう!フロー(Flow)入門 [SP]」

◯データローダー

・ウェビナー動画「はじめようデータローダ」

学習の流れ・ポイント

学習流れ

①試験対策のTrailhead

②Webサンプル問題(全600問複数回解く)

1回目受験⇨不合格

③Trailhead(プラットフォームイベント、LightningWebコンポーネント、SalesforceDX等のモジュール・プロジェクト等)

④ウェビナー視聴

Salesforce開発者ガイド要点まとめ

2回目⇨合格

学習のポイント

・ウェビナーが分かりやすいので活用すると効率よく学習を進められると思います。(特にSandboxのウェビナー)

・試験で一度出題された問題が2度目の受験時にも数問出題されていたため、分からなかった問題は覚えておくと次回対策が立てやすいと思います。

試験で出題された問題(覚えているものだけ)

・Lightning Web componentのリソースに含めることができるものを3つ選びなさい。 選択肢:静的リソース、アセットファイル、SVG、外部JavaScriptライブラリ、 サードパーティのwebコンポーネント、など

・Visualforceページにおいてある項目が指定した値のとき、レコードを編集できないようにロックしたい。どの機能を使用すればできるか2つ選びなさい。 選択肢:入力規則、トリガー、プロセスビルダー、など

・インターフェースに使えるアクセス修飾子はどれか。

・インターフェースのメソッドにアクセス修飾子の指定は可能か。

・ソース駆動式でプロジェクトを進め、開発に使う組織を柔軟に設定できるようにするには次のどの組織を利用するといいか。 選択肢:デベロッパーエディション組織、サンドボックス組織、スクラッチ組織、など

・インポートウィザードでなくデータローダーを使うのはどのような理由か。

・Visualforceページの表示をLightning Experienceのようにするにはどのタグまたは属性を追加したらよいか。

・本番組織のデータと設定を完全に複製しているのはどのサンドボックス組織か。 選択肢:FullSandbox、PartialCopySandbox、DeveloperSandbox、DeveloperProSandbox、など

・Lightning Web componentでapexメソッドをインポートした場合、どのようなコードを記述してこのメソッドを使用できるか。

・Apexを使いプラットフォームイベントを送信したい、どのコードが適切か。

・auraコンポーネントバンドルの内、javascript を使って記述しているのはどのファイルか。2つ?3つ?選びなさい。 選択肢:レンダラ、コントローラ、コンポーネント、スタイル、設計、ヘルパー

・外部システムにデータを送信したい、プラットフォームイベントを使いどのようにできるか。

・外部システムにアウトバウンドメッセージを送信したい、どの機能を使ってできるか2つ選択してください。 選択肢:フロー、ワークフロー、プロセスビルダー、など

まとめ

Platformデベロッパー試験は試験範囲が多岐にわたります。プロセスビルダーやワークフローなどの宣言的な開発だけでなく、ApexやVisualforceなどコーディングの知識も必要になるため、コーディングの経験がない方はコードを書いて動かしてみたり、表示してみたりと、理解を深めていくことが大切だと思います。 私もDeveloperEditionを使ってVisualforceやLightningコンポーネントを作成して、色々試しながら理解を深めています。 今回紹介した教材は、試験勉強をする上でどれもとても役にたったものなので、参考にしていただけると幸いです。

参考サイト

セーブポイントが見つからない