日頃よりお世話になっております。
ロジカル・アーツ株式会社のSE 輪島 幸治です。
Salesforceのパートナー企業向けウェビナーのMulesoftのコンテンツが共有されていたので、 検証させて頂いたのでMulesoftで検証した結果について簡単にまとめさせて頂こうと思います。
この記事では、API ビルドについてをご紹介させて頂きます。
Mulesoftについて
Mulesoftは、Salesforce のSalesforce Customer 360プロダクトの一つにある クラウドインテグレーション(iPaaS:Integration platform as a service)プラットフォームです。
・MuleSoft Anypoint Platform www.salesforce.com
クラウドインテグレーションは、データ、プロセス、 サービス指向アーキテクチャ (SOA)、およびアプリケーション統合に対処するクラウドコンピューティングサービスとして提供されるシステム統合ビジネスの一形態である。
Mulesoft 検証環境取得
Mulesoft 検証環境取得ですが、下記に記載のMuleSoft ドキュメント*1からトライアル環境を取得できます。
・MuleSoft ドキュメント
Mulesoft - API 環境構築のための前提条件
MuleSoft - Anypoint Studio をダウンロード(Download 30-day free trial)
MuleSoft - Advanced REST クライアントのインストール
設定手順
Mulesoftにつきましては、検証できていないプロダクトもあるため、 詳細につきましては、ドキュメントなどでご確認下さい。
この記事では、Anypoint Platform トライアル環境の取得、 Advanced REST Clientのダウンロード、Anypoint Platform トライアル環境、 Anypoint ExchangeなどMuleSoftでAPI環境を構築するための前提条件について、ご紹介させて頂きます。
Anypoint Platform トライアル環境
MuleSoftのトライアル環境画面です。
1.https://anypoint.mulesoft.com/login/signupから、入力フォームを各項目を入力、「私はロボットではありません」にチェックを入れ、I agree to MuleSoft's terms and service and privacypolicy.をチェックします。
その後、[Accept and Create account]すると、MuleSoftのアカウントが取得できます。
2.初回ログイン時に、"Enable Multi-Factor Authentication"のダイアログが表示されますが、この記事では基本的な機能を概説するだけなので、今回は[Not Now]を押下します。
3.Anypoint Platformの画面が表示され、Design Center、Exchangeなどのメニューが表示されていることを確認します。
4.ログアウト後は、https://anypoint.mulesoft.com/login/からユーザ名、パスワードを使用してログインすることができます。
Advanced REST Clientのダウンロード
1.Anypoint StudioのダウンロードURLhttps://www.mulesoft.com/lp/dl/studioから必要事項を入力して、"I agree to MuleSoft's License Agreement and Privacy Policy"にチェックを入れ、[Download]を押下します。
Anypoint Platform トライアル環境
Mulesoftで用意しているAPIテストツールのAdvanced REST Clientがあります。 私は、現時点では未検証なのですが、Cookieを介してのセッションを管理や、リクエストからコードスニペットを生成などができるそうなので、良ければ検証してみて下さい。
1.https://install.advancedrestclient.com/installからダウンロードすることができます。
Anypoint Exchange
Mulesoftが提供している公開共有されているリソースの一覧が確認できます。
1.Anypoint Exchange(https://www.mulesoft.com/exchange/)にアクセスします。
2.[All Types]の選択リストを押下することで、共有されているリソースの種別を絞り込むことができます。[REST APIs]を選択します。
3.[REST APIs]のリソース一覧が表示されるので、[Accelerator Salesforce Customers System API]をクリックします。
4.Accelerator Salesforce Customers System APIのリソースが表示されます。
Mulesoftのサインアップ、ダウンロード・Anypoint Exchangeについては、以上です。
次は、API ビルドについてご紹介させて頂きたいと思います。
よろしくお願いいたします。
弊社について
・ロジカル・アーツ株式会社 - AppExchange
弊社の特長
・Salesforce導入コンサルティングサービス (SalesCloud/ServiceCloud/CommunityCloud/AppCloud/Pardot/Einstein Analytics/EinsteinChatBot)
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・カスタムアプリケーション開発 弊社のサービスのひとつである、派遣業務にて、Salesforceを活用しております。