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IdentityユーザーでAccount Engagementが表示されない場合の対処方法

こんにちは、ロジカル・アーツの西田です。
今回はIdentityユーザーで必要な権限セット等を設定しているにも関わらず、Account Engagementが表示されない場合の対処方法をご紹介します。

Identityユーザーとは

Identityユーザーとは本移行サポートのために、Salesforceが用意しているアカウントであり、各組織に無料で100アカウント割り振られています。
Account Engagementを表示させる為に必要な権限セット等を設定する事によりIdentityアカウントでもAccount Engagementが表示され各コンテンツを閲覧したり、編集することができます。

※今回は、Account Engagementに必要な権限セットに関しては割愛させていただきます。

必要な権限セット等を設定しているにも関わらず、Account Engagementが表示されない場合

下図のように必要な権限セット等を設定しているにも関わらず、Account Engagementが表示されない場合があります。

このような場合Identity Userプロファイル設定でタブが非表示になっている事が考えられ、必要なタブを表示されるように設定する事により表示がされるようになります。

Identity Userプロファイルの編集

①画面右上歯車マーク>「設定」>クイック検索で「プロファイル」で検索>「プロファイル」>「Identity User」を押下

②編集ボタンを押下

※編集ボタンが表示されない場合
画面右上歯車マーク>「設定」>クイック検索で「ユーザ管理設定」で検索
「拡張プロファイルユーザインターフェース」が「有効」になっていると、「編集」ボタンが表示されないので、「無効」にします。

③少し下までスクロールを行い、「タブの設定」まで移動

Identity Userはデフォルトでこのようにほとんどの項目が「タブを隠す」となっている場合があります。

④必要な項目を「デフォルトで表示」に変更

例)
ダッシュボード
・見込み客
・オートメーション
・Account Engagementメール
・コンテンツ
・Account Engagementレポート
・Account Engagementキャンペーン
・Engagement Studio
・Account Engagement設定

等ございますが、表示させたい項目を「デフォルトで表示」に変更します。

⑤変更完了後更に下までスクロールを行い、「保存」ボタンを押下

⑥Identityアカウントでログインを行い、画面の表示確認

下図のようにIdentityアカウントでログインを行い、Account Engagement画面が表示されていれば設定完了となります。

終わりに

IdentityユーザーでAccount Engagementを使用する際に画面が表示されない場合、
権限セット関係以外にも今回ご紹介させていただいたIdentity Userプロファイル内の設定が原因の場合もございますので、Identityユーザーを使用する際ぜひご参考ください。